だんじり総合案内所


まえてこ (前梃子)

地車を止めたり、やりまわしをするときに、2本の梃子を双方で操る。
特に相手とは一心同体「あ・うん」の呼吸が望まれ、一番危険な場所です。
最も危険な場所で華やかなことからハナテコと呼ばれる。


まえばた (前旗)

大正時代までどの町も付けていなかったと言われる前旗(交差旗)。
起源を調べると大正末期だと言われている。
当時、青年団活動に於けるリクレーション(現在のソフトボール大会のようなもの)で
優勝したある町がその優勝旗をだんじりの前に誇らしげに掲げたのが始まりらしい。

太平洋戦争中には戦意高揚のため日章旗や旭日旗を交差させ飾るようになる。
戦後、その名残を受け、神社紋を刺繍した旗を掲げるようになり現在に至る。
数十年前まで中之濱町では紫の旭日旗と海軍のシンボルである錨のマークを染め抜いた前旗を付けていた。
平成15年度祭礼に於けるパレードでは同じ模様の旗を使用。観客に披露する。
しかし、前旗は金綱や赤幕を隠してしまうなど、だんじり本体が持つの美観を損なうとの意見もある。
同意語=交差旗


まとい (纏)

だんじりの先頭 (曳き綱より先) の人が持つ
法被同様に町名や紋などをデザインされてるのが多い。


見送り式土呂幕

正面土呂幕が通常より奥行きがあり小屋根下にある見送りの様に見える事から 「見送り式」 と呼ばれている。
岸和田市  五軒屋町の先々代地車 (現 堺市長承寺) が最初と言われている。

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