だんじり総合案内所


だいくがた (大工方)

屋根の上で団扇を持って踊ったり、後梃子に方向展開の支持を伝える。
同意語=屋根乗り

たかり

だんじりの内側にしがみつき、だんじりが浮かないようにおもりの役目をする人。
同意語=セミ


たこぼうず

貝塚麻生郷地区の曳行コースにある名所中の難所
和菓子屋「たこぼうずもなか」前の五差路を山側へ向かう左折やりまわしは 「ウルトラC」


たるき (垂木)

入母屋型
※正面と側面に扇の骨状(放射状)に取り付けられている 「扇垂木」
※屋根の外側に向かい垂直に垂木が付けられてる 「かちこみ垂木

切妻型
※側面だけに向かって平行に垂木が出ています
(各部名称=40番)


たれはち (たれ鉢)

鉢巻(まちまき)をまっすぐ巻いてるんじゃなくたれた巻き方!
ちなみに青年團はたれ鉢厳禁です!


だんきち とものかい (だん吉友の会)

入会すると年3回「地車かわら版」が送られてくる
地車見学なども参加できる

年会費 1,000円


だんじり会館 (正式名称=岸和田だんじり会館)

だんじりを一年中生で見れる「だんじりの博物館」
岸和田市本町にある (ホームページ


だんじりごや (だんじり小屋)

だんじりを一年間保管しておく倉庫。 (画像は春木南)


ちゅうおう ちく (中央地区)

岸和田旧市地区を構成する三郷(中央、浜、天神)の1つで、7町で構成される。
300年を超える伝統をもつ岸和田旧市地区の中でも特に長い伝統を誇る。
宮本、上、五軒屋の3町は、祭りのクライマックスともいえる岸城神社への宮入りで
それぞれ「宮本一番」「宮本二番」「宮本三番」を務め、
また、北、南、本、堺の4町は藩政時代の岸和田城下を構成する
主要な町として「五ヶ町」(魚屋は地車廃絶)と称された。

岸和田地車祭礼年番においてはこの7町が輪番で当番町となり、7年に1回
年番長もしくは副年番長(会計、庶務)のいずれかを務める。


ちょうな (手斧)

前梃子を削る時に使う大工道具。柄の曲がった鍬形の斧。
語源は『ておの』が変化して 『ちょうな』 になった。


ちょんな

新調地車製作で大工職人の仕事始めの儀式。
同意語=原木祭 (げんぼくさい)


つけさげ ちょうめいき (吊下町名旗)

地車後方にある3つの幟(のぼり)の真中にある物
多くは町名が大きく刺繍されてる


つつみまき (つつみ巻き)

下だんじりには前梃子を使用するが、だんじり本体にその挿し込み口がありませんので
麻のロープなどで平台と平台をつないで枠を作ります。 それが ”つつみ”。
強く巻かないと本番で緩んだり変形したりするので重要な作業です。

※岸和田市 中之濱町は 「おとしづつみ」 と言う特殊な巻き方をする。


つなさき (綱先)

だんじりを曳く綱の先頭を曳く人達。
そのすぐ後ろを曳く小学生などは綱をたるませると危険なので
綱をたるませないようにしてあげるのが主な役目。
主に、青年団に入りたての新団が担当する。


つななか (綱中)

だんじりの引き綱の真ん中を曳く人たち。
青年団が担当。 ここを曳く人達の力がだんじりのスピードに大きく影響する。
いわば、だんじりのエンジン的役割の人達。

地域により、綱と綱の間に入って綱が大きく横に広がらないように
持っておく人たちの事もこう呼ぶ場合もある。


つなもと (綱元)

だんじりの曳き綱の一番根元を持つ6〜8人程度の人達。
やり回しの際に一気に綱を進行方向に振ったりするなど曳き綱の力を
上手くだんじりに伝えることが役目の人達。 青年団の年配クラスが担当する。


ていしせん (停止線)

やりまわしをする地車のスタートライン
祭の行われる地域の道路には所々に白い線が引かれ
「地車一旦停止線」 等が書かれてる。


てこじり (梃子尻)

後梃子の最後方


てさき (手先)

大屋根下にある枡組が何段になっているか。
普通「切妻 三手先(みてさき)」 「入母屋は四手先(よてさき)」である。
(各部名称=9番の部分)


てんじん ちく (天神地区)

岸和田旧市地区を構成する三郷(中央、浜、天神)の1つで、7町で構成される。
狭義には岸和田天神宮へ宮入りする6町(沼、筋海、並松、下野、藤井、別所)を指すこともあるが、
現在はこの6町に春木弥栄神社へ宮入りする1町(春木南)を加えた7町を広い意味での「天神地区」と称する。
祭礼各団体(世話人会、若頭、組、青年団)はこの7町で「天神会」を結成し、互いに協力して祭礼運営を行う。

岸和田地車祭礼年番においてはこの7町が輪番で当番町となり、
7年に1回、年番長もしくは副年番長(会計、庶務)のいずれかを務める。


とつぐ (嫁ぎ先)

新調や地車購入等の事情で現在保有の地車を売却する時
売却先の町の事を嫁ぎ先と言う。
最近ではホームページなどでも嫁ぎ先の募集が見られる。


とめまわし (止め回し)

やりまわしせずに角を曲がること。
同意語=据切り


どんす (緞子)

曳き綱や後梃子の横からでてる紐にある結び目のこと。
曳き綱 = 綱元からは1番どんす、2番どんす・・・・と4番まで左右に計8本。
後梃子 = 多くの町では左右3本づつ計6本。

後梃子の一番後ろの緞子、一番外側を ”ハナ緞子” と呼ばれ、ここを持ちたがる人が多いとか。

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